Rebro

Rebro(レブロ)とは

Rebro(レブロ)は、日本生まれの建築設備CADソフトウェアです。高機能の3D CADとして、広く活用されています。
開発・発売元は株式会社NYKシステムズです。

 

Rebro(レブロ)の特徴

株式会社NYKシステムズの公式サイトの「製品情報」によれば、大きな特徴として次の5つがあげられています。

  1. 3Dモデルデータ
  2. 高精度な図面
  3. 直感的な操作
  4. マルチコアプロセッシング・64ビット対応
  5. BIMへの対応

建築や設備施工を行うにあたって必要不可欠な、高度で充実した機能を備えたソフトウェアとなっています。

空調、衛生設備の設計では、配管やダクトを効率よく配置することが必要になりますが、Rebro(レブロ)で作図を行えば安心です。
禁則処理により部材同士の重なりを防ぎ、無駄のない配置を実現できます。スパイラルダクトや、高さ違い、勾配があるなどの複雑な配管の結合などにも対応しています。

また、各配管の勾配の調整なども容易ですし、スリーブの挿入もお手の物で、サイズやタイプを問わず自由に設定することができます。
ルートの単線・複線の表示も選択可能なので、同じデータを用いつつ、図ごとに異なる表示の作図を行うこともできます。
ダクトについては、圧力損失計算や配管抵抗計算などを自動的に行います。各数値やルートを編集した場合にはリアルタイムで反映され、計算結果はExcel出力することができます。国土交通省の建築設備設計基準に基づいた帳票となります。

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電気配線についても、ケーブルラックやケーブルダクト、バスダクトなど部材が豊富に用意され、配線やダクトと同じように自由に編集することができます。照明器具を配置する際には照度を計算した上で、必要な器具の数量を算出することが可能です。非常用照明は配光データに基づいて自動で配置できます。

Rebro(レブロ)の使いやすさの一つとして、部材が豊富なことも挙げられます。
NYKシステムズが作成した部材の他、TOTO、LIXIL、フネンアクロス、三菱電機などのメーカーより提供された精密な部材データを利用することができます。支持金物、鋼材などのデータも揃っていますので、大変便利です。また任意のサイズに変えることができる3Dパラメトリック部材もあります。
部材のプロパティはCSV形式のファイルとして出力できますので、Excelでの編集作業を複数の担当者で担うことができ、ここでも効率化に役立ちます。

Rebro(レブロ)はCG機能も大変優れています。
図面とCGは連動しており、いつでも具体的なイメージを目で見て確かめることができます。建築や施工に関わる複数の人や業者の間で同じイメージを共有することは、合意形成のために有効です。
CGから動画を作成したり、CGで表示した画像を保存したりもできますので、プレゼンテーションの際にも威力を発揮してくれるでしょう。

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Rebro(レブロ)には豊富なツールも用意されています。
梁の貫通可能領域の設定や、躯体と設備との干渉検査、拾い集計、機器情報の管理(ハイパーリンク)、配管加工など。Excel出力や各種帳票の出力にも対応しています。これらのツールを駆使すれば、実際の施工に必要な情報をすべて盛り込んだきめ細やかな作図が可能です。

 

Rebro(レブロ)が得意とするBIMとは

BIM(ビー・アイ・エム)とは、Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)の略称です。
BIMと聞くと、まず3D図面を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、単なる図面というよりも、「建物に関するありとあらゆる情報を含むデータベースのようなもの」と言えます。BIMの3D図面は属性情報を含んでいます。この情報を活用し、意匠から設備施工まで建物のライフサイクルに沿って、建築に必要となるさまざまな図や書類などを、BIMからすみやかに抽出することができます。

BIM総合図(属性情報を持った3Dモデル)を作成すれば、発注者、施工者、また建設・施工に関わる関係者間で正確な合意を得ることが容易となります。建築物と設備の干渉、手順の確認など、問題点を「見える化」することで、早期の改善、調整が可能となるでしょう。これは、複数の人・業者の協力が必要となる建築の現場において、非常に大きなメリットです。

また、レブロはIFC検定(buildingSMART Japan)に合格したソフトウェアであるため、IFCデータ形式に対応している他の建築ソフトウェアとのデータ共有が可能となっています。たとえば、ArchiCADやRevitなどとの連携もスムーズです。関係する他の業者様が使用しているソフトウェアのデータを取り込んでレブロで作業することも可能ですので、ここでも作業効率が上がります。

レブロのBIMに使われるデータは、関連するすべての図に即座に連動します。どこかの数字を修正した場合、他の部分にも自動的に反映されますので、間違いが起こりにくいのも非常に大きな利点です。どの図面でも、常に最新の正確なデータを利用することができますので、BIMを活用することは手戻りを減らすことにもつながり、建築に関わる作業全体の効率化が可能になるのです。

 

Rebro(レブロ)の操作について

このように多彩な機能を持つレブロですが、株式会社NYKシステムズの公式サイトにはテクニカルガイドが完備され、Webラーニングの動画なども豊富に用意されていますし、セミナーも開催されています。また、操作方法は直感的なものとなっていますので、学習しやすく、操作しやすい3D CADソフトウェアと言えるでしょう。
とはいえ、非常に機能の多いレブロを使いこなして思い通りの図面を作成するには、やはり熟練が必要となります。忙しい現場では、操作技術の習得に時間をかけていられない、という場合も多いことでしょう。

設備施工図設計sinでは、そうした忙しいお客様に代わり、ニーズに合わせて各種図面や書類を作成させていただきます。また、作図にあたってのご相談もお受けしますので、お気軽にご連絡ください。